第110回撮影例会報告                                   報告者 大星幹事
 日  時  平成20年3月15日(土)  午前9時〜12時  天候 快晴  参加者 16名
 撮影場所  東慶寺、浄智寺、建長寺   撮影対象 梅、ミツマタ、おかめ桜 担当幹事 赤城・大星幹事

  夜来の風雨が去り、春風そよぐ快晴の朝を迎えた。 16名が参加し、山口先生のご指導を頂いての撮影
 である。 今年の梅は例年に比べて2週間程遅れたが、さすがに3月も半ばになると撮影出来る寺は殆ど無
 い。 円覚寺は7日前の撮影がぎりぎりセーフだったので諦め、先ず東慶寺へ向かった。
  境内入口からお地蔵様に伸びる参道両側の紅白梅は、既に盛りを過ぎて色褪せ、昨夜の風雨で多くの花
 ビラを散らしていた。 境内の東側奥の茶室前に並んだ数本の紅白梅と地蔵さんの頭上を覆う2本の白梅だ
 けが身頃で集中的に撮影した。 松ヶ岡宝蔵(白壁、黒瓦)前のシダレ2本は1分咲きで見頃は20日頃にな
 ろう。 黄色のミツマタも未だ開き始めたばかりで、鮮やかな黄色には4〜5日はかかりそう。 10時に東慶
 寺での撮影を終えて浄智寺へ。
  駐車場近くに来ると先に着いた数名の方から 「大輪のミツマタの外は撮るものが無い」 との報告があり思
 案していたところへ、明月院の下見に行かれた山口先生から、「明月院も撮る物はない」との報告を頂いた。
 先生の発案で、「建長寺の建造物を撮ろう」ということになり建長寺へ向かった。
  三脚の使用許可を受け参道を進むと、三門前の広場の手前に、濃い紅色の若い桜3本が艶やかに咲き誇
 っていた。 「おかめ桜」 の札が下がっていた。 桜を三門に絡ませて澄んだ青空に抜いて様々なポジショ
 ンから狙った。  右後方の茅葺の鐘楼や参詣の人たちが格好の添景になった。 夢中で撮っている中に12
 時を過ぎ、 多くの方は建物を撮らないで終わった。   12時10分に撮影を終えて、 近くのレストラン 「かど
 や」で昼食を戴きながら歓談の後解散した。