バード・ウオッチング     なれそめ、経歴     グッツ&参考資料

            山野の鳥                           水辺の鳥

本格的な経験はない。ご幼少の頃(55年前)、とり餅を作り山に入り、メジロ取りをしたことはある。おとりのメジロが鳴かな
い時には口笛で鳴き真似をしてメジロを誘き寄せる、またメジロに悟られないよう古い唐草模様の大風呂敷を頭からかぶる。
この風呂敷がなかなか手に入らなかったのを覚えている。今で言うバード ウオッチングの走りかもしれない。
鳥を捕まえる遊びとしてパッチンというのがあった。 弓の弦の部分に藤弦を使い、藤弦の中央部に枠網を差込、数回捩る、
網の中央部に稲穂を付け、鳥が稲穂を突っつくと網のストッパーが外れ、網が上から降りて御用となる仕掛けだった。 この
パッチン仕掛けは効率良く、スズメ、アオジ、ホウジロ、タヒバリ等 100羽以上ゲットした記憶がある。
モズだけは網を食いちぎって逃げてしまう。 また仕掛けは同業者に盗られたり、取り返したりよろしくない経験もした。何だ
かんだで、鳥は子供の頃より馴染み深い友達相手でもあったのだ。

2008-9-22近所の無線仲間の呑み会でJI1BIL 石山さんを紹介され、ご一緒させていただいた。石山さんはバードウオッチ
ングをするという。渡りに船とばかりに飛びついた。2回目にお会いした時、せっかちな僕ちゃん、ウオッチングにご一緒出来
ないものかと せがんだ。石山さん曰く、いつでもOK! だがより興味深く、効率良くウオッチングするには、若干の予備知
識を習得した方が良いのでは・・・    てなことで2冊の本(日本野鳥の会発行、山野の鳥と水辺の鳥)を紹介された。
ついでに双眼鏡は必需品で倍率は8〜10倍の軽い方が良いとも言われた。 さぁ〜思い立ったら即行動を・・・次の日には
二日酔い気味の重い頭を引きずり 、これらの本2組と、この本を基に製作された 鳴き声CDセット、更に双眼鏡をゲットした
のである。2日後にはニコンのフィールドスコープED82と専用三脚を購入、用意万端相整いましたのでございます。

石山さんのアドバイスを基に先ず身近な鳥を・・・・ で 2009−1−3 の朝の六国見山散歩から双眼鏡とカメラが所持品に
加わった。最初はコンパクトデジカメだったが、D90に変わり、今はD700に80〜400mmのレンズを付けての毎日となった
六国見山には思った以上の山野鳥がいる、渡り鳥らしき鳥も見られる。私としての新種が見れなくなるまで、ノウハウを習得
した後、石山さんにお連れ願うつもりです。
ここ3ヶ月間で大分慣れた。鳴き声で何の鳥か判るようにもなった。鳥の習性も感じられるようになった。写真技術も自分なり
の鉄則もどきが纏まりつつあります。原点の鑑賞も大事なことですが、綺麗な写真を撮ることを第一目標にしたいと思う昨今
でございます。  さてさて今後どのような進展、経過が見られますことか・・・・・