仕掛け

                 

源流釣りで、私がごく普通に使っている仕掛けは、上図の通常仕掛けで、特に変った所はありませんが
目印だけは絡みを防止した私独自の物を作り遊んでおります。またミチイトとハリスの結びは寒さ厳しい
時でも簡単、確実、短時間で出来るA結びをしております。この目印とA結びは詳しく後述します。
ハリは細ければ細いほどハリ掛りが良く、私はハリ径0.3φ以下を使いますので、大きさが5.5号〜6号と
小さなハリになってしまいます。ここにお勧めハリがあります。 私が日本で市販されているハリの中では
最高にハリ掛りが良いと自賛するもので カツイチのプロやまめ 5.5号か6号です。P.U シリーズと称する
もので超鋼線CARBON110を使用し、ハリ先強度が35%アップしたとPRしている代物で、一度お試しを!
さてさて私は釣行前に、このハリに0.6号のハリス55cmを結び、 オモリB4をハリから15cmの所に付けた
状態で10本位作り、持参します。現場でのハリ交換はハリスごと交換してしまいます。 解禁当初の寒さ
では現場でのハリ交換は難しいですからね。
水深のある大川ではミチイトの上に絡み防止用の天井糸1.5mを付けて使用します。
源流起点近くのボサ、ヤブでは通常仕掛けのミチイトを穂先に巻き付け、絡めて長さ調整します。
また源流では、テンカラなど振れませんので、ちょうちん仕掛けになってしまいます。糸は0.8号の通しで
なんと目印を付ける時があるのです。暗い場所で小さな黒っぽい毛バリは見え難いのです。日本広とい
えどこんな使い方をするのは我々をおいて他にいないと思います・・・実は弟からの盗作ですが・・・・・
現場に於いて、毛バリ仕掛けに変えるというのは、それまで使っていたえさ仕掛けの取り込み片付けの
手間を考えると、かなりのロスとなります。 いつも私がやっている手荒な方法は、通常仕掛けのオモリ
から下を切断し、そこに毛バリを付けるのです。 毛バリを使わざるを得ない時期は、川虫が羽化してし
まう8月末〜9月はじめですから手は動きます。結びはA結びで簡単なのです。