刺身、塩焼き、ひらき、骨酒、から揚げ、他
燻製作りで紹介した、塩漬け、塩抜き工程は全て共通で、塩抜き後に何の料理に使うかの振り分けを
します。
刺身
その日の一番大きいもの、あるいは尺物があがった時などは、必
ず刺身にします。三枚に下ろし、皮を剥ぎ、胸の小骨を取ります。
プロは一本づつ抜くとのことですが、素人には大変です。私は身ご
と剃り落としてしまいますから、小さくなってしまいます。
串焼き、塩焼き
イワナもヤマメも22cm前後が上手く焼け、美味し
いです。鉄串に刺した後、増し塩を手でふり、串立
て台に刺します。少しでも炭焼きに近ずけようと型
を作り、セメンを流し込み、串焼き台を作りました。
強火の遠火で1時間位じっくり焼きあげます。絶品
ひらき
20cm以下が頭。背骨までガブリ!柔らかく、いける!腹から開き、
キッチンタオルで水分を拭き取り、軽く塩をふって網かごに入れて、
天日に干す。晴天なら半日で良い。晴天で1日干すと乾き過ぎ、目
安としては身が透き通ってきたらOKとする。また、食する時は軽く
あぶる程度、焼き過ぎに注意!
骨酒
17〜18cm小さいものを網で焼き、深めの器に入れ
沸騰寸前の熱燗を注ぎ込む、酒の色が茶色がかって
きたらOK。チョビリちょびり呑んでるうちに、気が付い
てみたら、魚は骨だけ! これぞ真の骨酒なり!
あぁ・・呑んべにはたまんねぇ! 幸せ酔っぱチャン!
から揚げ
仲間内で、から揚げサイズと言っているのは、キープ
した一番小さな17cm位のことです。 増し塩は気持ち
だけ少々、渓でふった塩が浸透しているのである。
片栗粉をまぶすだけというシンプルもの、油の温度は
170℃位で2度揚げする。
食道、胃袋の塩焼き
軽く水洗い後、キッチンタオルで水分を拭き、塩少々ふり、網焼きす
る。薄いあめ色になればOK
コリコリと歯ごたいよろしく、珍味中の珍味なり!
その他、天ぷら、ムニエル、ホイル焼き、甘露煮、イワナ汁等、いろいろあるが、いずれの料理も美味し
く いただくことができる。