腰越漁港 船祝い  2007−1−4    8.00〜

漁港到着は20分遅れで、メインイベントは終わったらしく、見物客が大きな袋をぶらさげ、ぞろぞろ帰って来るところだった
袋の中にはミカン、お菓子、カップラーメン、他いろいろ入っていた。 一番手前の船に近づいてみると、見物人らしき人が
船に乗り込んでいるではないか・・・  予約客ですかぁ〜 と尋ねると、誰でも良いんだよ! 乗りたきゃ乗りな! と手を
さしのべてくれた。不謹慎極まりない小生、遊覧と思い乗船させていただいたのだが、船には重要な行事があったのだ。
ゴメンナサイ!


腰越漁港は腰越の小動岬にある小動神社と江ノ島の弁天様に守られていると言う。 今日はこの神様に一年間の豊漁と
船の安全無事故を祈願するのだそうで、小動神社と弁天様の直下付近で船を止め、お神酒を海にまき、一礼し、船は2回
くらい旋回し、祈願完となるそうな・・・  20分位の行程で途中、乗船客にお神酒の振舞いが2回もあった。なんとも珍しく
楽しい体験が出来ました。 帰りがけ、 来年も来てイイですか? と尋ねれば ああイイヨ だって!

遅刻の20分間はどんなイベントがあったのかを漁業組合に伺ったら、組合は鎌倉市の管理下?で市長や議員さんらが来
て、ありがたいお言葉の後、市長も船長さんと一緒になって、いろいろなものをばら蒔くのだそうです。 ミカンはどの船も投
げるが、各船違った物(カップめん、チョコレート、せんべい、お餅、キャンデー、他いろいろ)があり、見物客はこれ等を拾い
歩くのだそうな・・・   来年は遅刻せず、ダイヤモンドでも拾おうかな・・・・