ぶらり六国見山 2007−1−2 稚児の墓
日頃の運動不足を補うため、今年から1時間くらいの散歩をしなければ・・・ で思いついたのが
六国見山 海抜147m位でご幼少の頃、学校をサボりよく行った所である。約40年振りと思われ
るが景観はイマイチで、鎌倉〜江ノ島位の範囲しか見えない。富士山は山桜の木に邪魔され見え
ない。 東、北方面も雑木に邪魔され見えない。 木々の合間からよく見るとランドマークタワーは
チラチラ見えるのだが・・・ 誠にもって残念なり! 頂上付近は森林公園にするべく工事をして
いるので、伐採には良いタイミングである。 近々鎌倉市に申し入れてみるつもりです。散歩コース
としては往復1時間位だが、毎日の散歩コースとしては、上りが少々キツイかも、さてさてどうする?
1月9日鎌倉市の六国見山整備担当課長に要望をお話したところ、“富士山側の桜の木は根元から切ることはできないが、
枯れない程度に切ります、最悪木と木の間からでも富士山が見えるようにします。北側の木は鎌倉市所有ではなく、個人
所有なので、地主に事情を話し、賛同得れば切る、得られなければ市はどうすることも出来ない”とのことであった。
誠意ある回答に感謝申し上げるしだいです。
富士山が見えるようになった
六国見山 頂上碑には浅間大神と刻まれ、富士山の浅間神社の方に向いているとか
六国見山とは・・・(大船の歴史研究家、石山昌司氏執筆の大船の歴史より引用)
町内の東南方に六国見山がある。登頂するには、長窪方面と高野方面の二つの道があり、それぞれに道標がある。この
道標は当地の「大船壮年会」が昭和45年に設置し、現在12箇所に道標があり、登山者の道しるべとして喜ばれている。
六国見山は海抜147m、 鎌倉市内では最も高い山で、 南の方は眼下に若宮大路、 由比ガ浜が見え、西方には藤沢の
市街地も望める。 冬の天気のよい日には伊豆の大島、 丹沢山系、その向こうに富士山が一望に眺められ、 その眺めは
市内随一で『相模風土記』には「六国見山。 村ノ巽隅(南東の方角)二アル山ヲ云。 登八町四十五間。山ノ南麓ハ、山之
内円覚寺ノ域内ナリ。 頂上松樹ノ下二、浅間ノ小祠アリ。 登臨スレハ四望曠濶トシテ、伊豆、相模、武蔵、安房、上総、
下上総ノ六州一瞬ノ内二入レリ。由テ名トス且、西ハ富岳、東北ハ筑波山ヲモ遠望シ、郡中第一ノ壮観ナリ」と記してある。
現在、この六国見山の山頂には「浅間大神」の石碑と下方に小さな「小御岳大神」(破損)の石碑が建っている。この浅間
大神の碑は、明治の中期に当時この土地の人々でつくられていた富士講 「真講社」 の講中の者が毎年富士山頂の浅間
神社へ参詣に行っていたが、これでは大変なので大船で一番高い六国見山の山頂に土盛りをし、さらに3メートル位高くし
て、その頂上に浅間大神の御霊を移し祀ったもので、昭和12,3年頃までは毎年4月15日には盛大なお祭りが行なわれ
ていた。この石碑は明治28年に講中99名の者が建立し、その内84名が大船(本村)の者である。・・・・・続く
材木座海岸
江ノ島灯台
頂上には椿が10本くらい