ガン発覚より6日後はベットの上、せっかちもはなはだしい私ですが 、先生もよく協力して下 |
さいました。しかも2週間で退院という条件で! 次の日午前中に消毒液風呂に入り、体を |
キレキレし、浣腸、毛剃り後 13.00 いざ手術台へ・・・麻酔・・・・・ あとは判らず! |
何時間か後、“オオタさん!太田さん!” という遠くからの看護婦さんの声に眠りから覚める |
家族の顔も見えてきた・・ だんだん正気を取り戻すと共に傷口が痛み出した。 麻酔が切れる |
とき痛むのだという。 結局、胃は2/3切除し周りのリンパ(リンパ球?)共々転移状態を調 |
べるためがん研送りとなる。 この日1晩は集中治療室に看護婦さんと一緒に? 泊まり、翌朝 |
病室に帰ったのですが、なんと病室まで自力で歩け!というのです。これにはビックリ!体力 |
的には大丈夫なのですが、縫い目が切れるのではないかと・・・結局、延べ80mくらいを腹を |
手で押さえながら歩きました。 10.00頃主治医の回診があり要望一言 “歩きなさい! |
2週間で退院したいのなら歩くしかないのです”と・・・ つまり歩くことにより一瞬固まった体 |
に活を与え各機能を正常に戻し、手術時動いた臓器を元のさやに収め、 ガス開通と痰きりの |
努力をせよ ということのようのでした。 さてさてこれを聞いた小生、次の日から歩く努力が始 |
まったのである。病棟の回り廊下1周が約80m、 これを午前、午後50回づつ、1日8km歩 |
いたことになる。おかげで“歩く人”で有名になり入院患者、先生、看護婦さん達と顔見知りに |
なった。 1週間後主治医より切除した胃の検査結果を聞かされ喜ぶ。切除した胃には17個 |
のリンパがあって、 いずれにも転移の様子がないので今回の胃ガンによる他臓器への転移 |
は99%無い、従ってガン予防の抗がん剤等は全く必要無く、術後の治療も無い、今回のガン |
騒動はこの2週間で終わり、忘れなさい! 最後に一言 早期発見だったからねぇ〜 と |
2週間で退院、後は1週間に1度、計2回、傷口を診るとのことで通院しただけ、今後は1年に |
1度、12月に胃カメラを入れましようとのことでした。 また筋肉トレーニングの開始時期を伺 |
ったところ、3ヵ月後の3月半ばからOKとのことでした。3月1日は渓流釣り解禁の日、これで |
は間に合いません。私が入院中歩き回った理由には、この解禁パーティに参加しようとという |
強い決意があったからこそ1日8kmも歩けたのです。結局自主トレは2月10日より始め、楽 |
しい解禁パーティに参加することが出来ました。 |
術後一番感じたことは |
1) お酒飲むと、吐き気するようになった。特にビールはダメ |
2) 胃が上下で引っ張られてる感じで前かがみになり、胸を張れない。 これは精神的かも |
3) はらがへる! 胃が無いと同じなので1口、2口でおなか一杯になる。 1日5〜6食制だ |
が直ぐおなかすく |
4) 時々おなかが張る、痛む、下痢する。 幽門が無くなってしまったので、冷たいもの,暖 |
かいもの、消化されてない物がストレートで小腸に行ってしまうためとのこと |