のりの塩


五十嵐さんの工房見学時、どうしても自分で塩を作ってみたく、無理言って海水をペットボトルで2リッター
分けて頂いた。普通の海水は塩分濃度3%前後とのことで、これを沸騰させ塩にすると時間がかかるので
これを使いなさいと渡されたのが、濃度12%くらいまで煮込んだ濃縮海水でした。   さぁ〜さぁ〜大変!
せっかちな小生、帰宅するや否や塩作りの始まり〜。海水を水分がなくなるまで沸騰させれば塩が出来る
こと位は判っているのだが、やったことが無かったので、出来上がった塩を眺め、かなり興奮した。
自分で作った塩は格別うまい、イヤうまく感じるのだ!血圧の薬も忘れ、枡酒でちょびりチョビリ!・・・・・・
塩分取り過ぎ、翌日頭ガンガン!・・・・・・・・
ポイントは後半の火力調整である。水分が無くなってくると大きな気泡が破裂して、なべの周囲に飛び散る
ので火を弱くし、かき混ぜることである。ポイント2は苦りを取るタイミングである。水分が無くなってしまって
からでは自然落下によるニガリ取りは難しいのである(プロは遠心脱水で行うとか)