血圧オームの法則

2002-11-18 高血圧でお世話になりだした主治医に、オームの法則知ってるかと問われ、知ってる
と答えると、血圧はオームの法則をそのまま適用して説明出来るのだよ! と言い、得意げに話し
だした。  あまりの奇抜な、納得のいく面白い説明だったので、私の検査結果を含め、紹介します

元来オームの法則は E=I x R で E は電圧(V)、I は電流(A)、Rは抵抗(Ω)であるが、

血圧では E・・・血圧
    I・・・血量
     R・・・血液の流れを阻害する抵抗分 例えば 血管内の脂肪、コルステロールの溜まり、動脈硬化
         暑さ寒さ、ドロドロ血液、交感神経、反射神経、自律神経等による血管収縮(ハッとした時、          興奮した時等、踏ん張った時等)
だそうです
血圧を下げるには、上記で何が原因で血圧が上がるのかを見極め、適した薬を選ぶ必要があると
のことです。 塩分取り過ぎの人は水分も多く摂るので、血量 I が大きくなる傾向がある。これに適
した薬は利尿を主としたものが良いとのこと。また動脈硬化の人には血管を柔らかくする薬を!
私みたいな一時的脳刺激(交感神経、反射神経)による血管収縮には刺激、 収縮を緩慢にする薬
を!  とのこと。尚高血圧の原因は一原因ではなく、上記の複数がらみがに起因するところが多い
いそうです。

さてさて私の24時間血圧測定の結果でござるが、まずチェックシートをご覧下され! これを見なが
ら先生、開口一番、このように血圧は1日のうちで一定ではなく、変化していると言うことをまず認識
して欲しいとのこと、 従って健康診断等の時にはかる値は、まちまちで、ほんの参考にしかならない
ので値そのもはあまり気にしなくて良いとのこと。 さてこのチャートとこの時の24時間行動記録簿を
照合して見ると、11.30の血圧163は、病院から帰り、家で着替え中の計測、 17.00の175は
運転中、18.00の176は荷物の積み下ろし中の計測となっており、いずれも血圧を高くする要素
ありですが、判らないのが朝8.00の165で、こういうのが一番危険とされているのだ!とおどされ
イヤ失礼!ご忠告をいただきました。但し、24時間検査1回では信頼性に欠けるので今後複数24
時間検査をすることにより、いろいろな関連性が見えてくるのだそうです。
この他の検査、尿検査、血液検査、静心電図、動心電図、MRI検査等から判断すると、コルステロ
ールの溜まりは若干あるものの、就寝中は低く正常なので、やはり一時的交感神経、反射神経刺激
等による血管収縮が一番の要因と考えられるとのこと・・・・  早い話、興奮した時や、カッカッとエキ
サイトした時と同じことですか?との質問に、マァ〜そんなようなものだが、それは瞬間的なものだか
らね〜!だそうでチョイ違うようだ。  先生いわく、若い時は血管に柔軟性があるため、精神的圧力
等に対応できたが、年取ると多かれ少なかれ動脈は硬化し、 血管に不純物が溜まったりの悪影響
で、対処しきれなくなり圧が上がってしまう。 まぁ〜年取ったらあまりカッカッとせず、 適度な運動を
してストレスを貯めないことだね!
 だって・・・・    私には10年早い話だな〜と聞いていたが?