37年前、50MHz AM/FM 5W トランシーバー

50MHz帯は相変わらずAM主体ではあるが、FMの交信もあちこちで聞かれるようになった。
メーカー製リグも徐々にお見かけするようになった。江角電波のMR−4S(水昌発振式 4波
 1.2W)、井上電機のFDAM−1(水昌1波)、トリオのTX−88A(3.5〜50MHz真空管式
)等でいずれもAM変調、 唯一福山電気のFM50が車載用FM機として登場、51MHz カート
ランシーバの走りであったと記憶するが?
こんなおりCQ出版社より、“トランシーバーの設計、製作の特集を組みたい故、オールトランジ
スターで画期的なトランシーバーの製作そして記事を” との依頼を受け、製作したのがここに
紹介するトランシーバーです。  FM/AM(フローティングキャリア方式付)、 5W、 VFO内臓、
A2、F2変調用発振器内臓、のデラックス版で当時の日本国内の最高峰と自負したものです。
尚、このトランシーバーは完動品で保管しております。

以下CQ誌 1965年 5月号 記載記事による
雑誌の変色、黄ばみがひどく、見にくい所がありますが、お許しを!