第42回 47G、Phot,Hot会   仙石原 リ・カーヴ箱根 2013-06-09〜10  ご案内

  富士五号目須走り口から滝知山へ77GHz送信         滝知山からの77GHzを受けるのだが・・・・
   

 全国マイクロ波移動運用会に参加後の反省温泉会であったが、移動会に参加したのは2人だけだった。9日私は富士
五合目須走り口移動で、滝知山移動の志賀さんと24GHz、47GHz、77GHzでの交信を試みた。 24G、47Gはフルス
ケで交信出来たが、77GHzは双方ビートも確認出来ずに終わった。
 次の日は近間で鳴き合わせをしよう てなことで箱根ビジターセンターの駐車場に向かった。大館さんの歩測で約60m
先に77GHz信号源を置き、それぞれのTRVで受信周波数と受信感度の比較をした。 周波数は双方狂いは無かったが
受信のS/N 感度がおおよそ数dBの差があつたようだ。しかしこの差が富士山ー滝知山間で交信出来ない理由とは考え
難く、半値角の狭さ慣れ、メインビームとサイドローブの誤確認等の甘さがあったのでは・・・・ てな結論になりました。
 続いて光装置の鳴き合わせをするべく、60m先に光信号源を置き、逸見さんの光装置と私の方の光装置との感度比
較を行った。ノイズすれすれまで信号源の出力を下げて比較した結果、双方S/N感度は同じ位と判明、20kmで信号を
確認出来なかったのは、私の探りが雑だったのではないかと結論した。
 ではでは再度20kmで77GHzも光通信もリベンジしようとなり、桃源台のソバ屋で昼食後、逸見さん、志賀さんは滝知
山へ、太田は愛鷹山のふもと ヘリポート跡地へ向かった。最初に47Gで方位を確認後、77GHzを送信していただいた
2〜3分で志賀さんの77GHz信号を確認、送受交代しビーム微調後終わってみれば、スケールアウトの強さだった。
が問題点が一つあった、メインとサイドスローブの差が少なく、サイドローブがいくつもあったことだ、おそらくアンテナの焦
点調整が不完全ではないのか を告げ実験終了した。感度が悪かったのも焦点調整の不完全が原因かも・・・・
 続いて光通信の実験の予定だったが、 ガスが濃くなり滝知山の稜線が全く見えなくなり、逸見さん側からも愛鷹山が
全く見えないとのこと、やむなく撤収、次回に託しバイバイと相成りました。 どうもお疲れ様でした。