関東のSHF 常連局が"新年顔合せ会"と称し、本年最初の移動運用会を行っ
た。晴天、微風に恵まれ朝方は靄があったものの、昼頃には靄もとれ筑波山もクッ
キリ、湿度25%前後の絶好のSHFコンディションとなりました。
当日9.00、大平町のかかしの里 うどん屋駐車場に集まった局は JA1KVN,
JA1GLD,JH1LUI,JE1XHP,JF1NAC,JR1FRH,JG1QGF(取材&アシスタント),JA1ELVの
8局、まず駐車場で249G、135Gの周波数確認、スコープ調整、簡単なアンテナ調整
後 JA1KVN,JA1GLD,JR1FRH,JG1QGF局は大平山へ移動、他4局は駐車場残りでスタ
ンバイ。大平山との距離は約2.9 km。待つこと20分、スタンバイOKの連絡が入
り、まずは135Gからはじめる、全局フルスケ! 次に249GにQSYしJH1LUI
JE1XHP,JA1ELVの3局同時送信、内JH1LUI局の信号をJA1KVN局がキャッチ、 全局
この周波数に合わせ送受繰り返し、2局がFM56−59でQSOに成功、2局はノ
イズ混じりのFMで気に入らず、調整したい旨で残った。 JF1NAC,JG1QGF,JA1ELVが
4.8km地点に移動する、135GのJA1KVN〜JF1NACはフルスケ、249GのJA1KVN
〜JA1ELVは互いにSSB 42〜52でQSOに成功したものの、FMならずでした。
腹が減っては戦出来ずで、全局うどん屋に集合、うどんを食べながらの反省ミーテ
ィングとなった。"世界を狙うには逓倍方式でパワーを上げるしかないだろう" が
話題になり、とりあえずJA1KVN局が6逓倍で試作することとなった。
さてさて午後からの実験は135Gの大平山〜筑波山(37km)のタイ記録に挑戦し、
状況次第で羽黒山〜筑波山を! てなとんでもない話しになった。先ずは筑波山へ
JF1NAC,JG1QGF,JA1ELVが2時間後到着したが、何処が大平山なのか判らない。75
GのTRVはあるのだが、大平組は誰も持参してないとのこと。 KVN局より拝借した
写真があるのだが草木が大きくなり、ハッキリしない。大平山よりミラー照射が始
まった。 NAC局が"あそこで光った"と言うポイントに向け送信開始したのだが、
サッパリ。そうこうしている時、QGF局が"写真のポイントらしき所が見つかった"
とやって来た。行って見ると、なるほど似ている、しかし最初光った場所とは大違
い。その時、雲の合間より筑波山に太陽光のお恵み! 急いでミラー照射、KVN局の
"アッそこだ!"の声…… 写真のポイントと合致しているではないか…・
再セッティング後、筑波山側受信探りに入るやいなや強いビート受信、すかさず送
信ON-OFF依頼、間違い無いこと確認後、送受交代、終って見れば59+…・
山はすっかり暗くなり気温0℃なり・・・50〜60kmを次回にたくし The end.
尚、JA1GLD,JH1LUI,JF1NAC 局もビート確認は出来ましたが、時間切れでアンテナ
調整、機器調整には至りませんでした。
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